製品紹介
排ガス処理装置
弊社はVOC※排出源であるグラビア印刷及び塗工機のドライヤメーカーでありますので、印刷条件、塗工条件に合わせた排ガス処理装置の設計により生産設備の使い勝手を重視した排ガス処理装置の提供が可能です。
排ガス処理装置は、いずれも風量や濃度の変化、生産機の運転状況等に柔軟に対応できる設計になっています。
※VOC:揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略
排ガス処理装置は、いずれも風量や濃度の変化、生産機の運転状況等に柔軟に対応できる設計になっています。
※VOC:揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略
| 直火式 | 触媒式 | 蓄熱式 | |
|---|---|---|---|
| 処理温度・時間 | 650~760℃ 0.6~0.8秒 |
300~400℃ | 800~900℃ 0.6~0.8秒 |
| 処理風速 | 50~1,000Nm3/min | 10~500Nm3/min | 250~2,000Nm3/min |
| 処理ガス制限 | 触媒毒、ミストも許容 | 触媒毒不可 タール含む場合は 処理温度400~450℃ |
タール、ダストは 前工程で分離が必要 |
| 脱臭効果 | 98~99% | 95~99% | 2塔式:95% 3塔/ロータリー:98% |
| 設置スペース | 中 | 中 | 中 |
| 熱効率 | 小 | 小 | 大 |
| NOx(サーマルNOx) | 大 | 小 | 小 |
直火式
生産機から発生するVOCを含む排ガスを、760℃まで昇温させ、炭酸ガスや水などの無害な状態にする設備です。
排ガス中の成分にはあまり左右されずに完全に処理ができ、処理効果も長期にわたって高い除去率を保つことができます。
一方で、直火式の場合はランニングコストが課題となるため、弊社ではガス-ガス熱交換器による熱風回収設備や、廃熱ボイラ(蒸気・熱媒体油)との組み合わせにより、ランニングコストの低減を実現しています。
排ガス中の成分にはあまり左右されずに完全に処理ができ、処理効果も長期にわたって高い除去率を保つことができます。
一方で、直火式の場合はランニングコストが課題となるため、弊社ではガス-ガス熱交換器による熱風回収設備や、廃熱ボイラ(蒸気・熱媒体油)との組み合わせにより、ランニングコストの低減を実現しています。
触媒式
酸化触媒(白金系、パラジウム系)を使用しVOC排ガスを300~400℃の温度で酸化分解する設備です。
燃料にはガスや灯油を使用しますが、VOC濃度によっては触媒作用だけで酸化分解する自燃運転も可能です。
触媒は有機シリコンや金属蒸気などの触媒毒により劣化する恐れがありますが、前処理剤による寿命延長および触媒洗浄再生も可能です。
熱回収は温水回収、熱風回収を行い、ドライヤの熱源として再利用されるケースが多くみられます。
触媒毒への対策については、ぜひご相談ください。
燃料にはガスや灯油を使用しますが、VOC濃度によっては触媒作用だけで酸化分解する自燃運転も可能です。
触媒は有機シリコンや金属蒸気などの触媒毒により劣化する恐れがありますが、前処理剤による寿命延長および触媒洗浄再生も可能です。
熱回収は温水回収、熱風回収を行い、ドライヤの熱源として再利用されるケースが多くみられます。
触媒毒への対策については、ぜひご相談ください。
蓄熱式
一般的に低濃度の排気ガス処理に適するこの方式は、蓄熱材を使用し、80~95%の高い熱回収率を保ちながら、VOC排ガスを800~900℃で燃焼処理します。
使用する蓄熱材によってはランニングコストを直火式の1/10~1/20に抑え、トルエン換算300ppm程度にて自燃設計が可能です。
また、蓄熱体温度効率を低く抑える事で、高濃度の排ガスでも対応できます。その場合、廃熱ボイラによる蒸気回収も有効な省エネ設備としてご提案が可能となります。
使用する蓄熱材によってはランニングコストを直火式の1/10~1/20に抑え、トルエン換算300ppm程度にて自燃設計が可能です。
また、蓄熱体温度効率を低く抑える事で、高濃度の排ガスでも対応できます。その場合、廃熱ボイラによる蒸気回収も有効な省エネ設備としてご提案が可能となります。
| 各方式比較 | 回転式 | 3塔式 | 2塔式 |
|---|---|---|---|
| 脱臭効果 | >98% | >98% | >95% |
| 熱効率 | 85~95%(任意に設計可能) | ||
| 運転コスト | 同じ熱効率であれば同じ | ||
| 据付面積 | 3塔式の3/4 | ー | 3塔式の1/2 |
| シール性 | 回転弁の連続切替式のため シール性が高い 漏れ量<1/5000可 |
9台の弁の間欠切替式のため 漏れが生じる 漏れ量<1/200 |
パージ機能がないため 残留溶剤が多い 漏れ量<1/200 |
| 圧変動 | 少ない | 間欠切替による静圧変動 | 同左 |
| コスト | ○ | △ | ◎ |
濃縮装置+燃焼式
処理効率は90~95%と燃焼式処理装置にはやや劣りますが、低濃度かつ低温で大風量のVOC排ガスの処理に適しています。疎水性ゼオライトを原料にしてつくられた「ロータ」と呼ばれる回転式吸着装置に排ガスを通し、VOCを吸着・除去します。次に吸着・除去されたVOCを、排ガス風量の1/5~1/10程度の熱風で脱着します。
こうして、5~10倍程度の高濃度に濃縮された再生熱風を、小型の燃焼式排ガス処理装置で酸化処理します。また、この際に発生する高温の空気が、VOCを脱着する時の熱風として熱回収され、再利用されます。
濃縮装置単体で95%以上の処理効率が可能となる直列2段ロータシステムや、ロータに蓄積する高沸点物質を高温ガスで除去し、装置の延命が可能となる高温再生機能など、多数の導入実績によって培われてきたノウハウで、排ガス条件に合わせた設計をいたします。
こうして、5~10倍程度の高濃度に濃縮された再生熱風を、小型の燃焼式排ガス処理装置で酸化処理します。また、この際に発生する高温の空気が、VOCを脱着する時の熱風として熱回収され、再利用されます。
濃縮装置単体で95%以上の処理効率が可能となる直列2段ロータシステムや、ロータに蓄積する高沸点物質を高温ガスで除去し、装置の延命が可能となる高温再生機能など、多数の導入実績によって培われてきたノウハウで、排ガス条件に合わせた設計をいたします。
廃熱回収設備
VOC排ガスを各種燃焼装置にて処理した際に得られる余剰熱や廃熱を回収し、生産設備等のエネルギーとして再利用します。
以下の廃熱回収方式が代表例ですが、生産設備を含めた全体を考慮し、最適な回収方式を提案いたします。
・廃熱-蒸気ボイラ
・廃熱-熱媒体油ボイラ
・廃熱-熱風回収
・廃熱-温水回収
例として、塗工乾燥設備の熱源に蒸気を利用している場合、蓄熱式排ガス処理装置で発生した余剰熱を利用し、廃熱-蒸気ボイラにて蒸気を発生させることで専焼ボイラでの燃料消費を大幅に削減することが可能になります。
以下の廃熱回収方式が代表例ですが、生産設備を含めた全体を考慮し、最適な回収方式を提案いたします。
・廃熱-蒸気ボイラ
・廃熱-熱媒体油ボイラ
・廃熱-熱風回収
・廃熱-温水回収
例として、塗工乾燥設備の熱源に蒸気を利用している場合、蓄熱式排ガス処理装置で発生した余剰熱を利用し、廃熱-蒸気ボイラにて蒸気を発生させることで専焼ボイラでの燃料消費を大幅に削減することが可能になります。
ドライラミネータ乾燥排ガス処理装置
耐被毒性触媒NHP・
高効率熱交換器搭載で自燃焼可能!
「耐被毒性触媒を搭載した安価な排ガス処理装置」の開発に着手し、触媒毒の影響で導入が難しかったドライラミネータ向けに、耐被毒性触媒を搭載させた触媒式排ガス処理装置を提供しています。
本装置には、触媒メーカーとして品質と実績に信頼の高い「日揮ユニバーサル」が開発した「耐被毒性触媒NHP」を採用。従来に比べ触媒寿命が3~4倍、またはそれ以上に延び、酢酸エチルを含有する排ガスに対しても250~300℃の低温域で高い反応効率を実現しました。
高効率熱交換器搭載で自燃焼可能!
「耐被毒性触媒を搭載した安価な排ガス処理装置」の開発に着手し、触媒毒の影響で導入が難しかったドライラミネータ向けに、耐被毒性触媒を搭載させた触媒式排ガス処理装置を提供しています。
本装置には、触媒メーカーとして品質と実績に信頼の高い「日揮ユニバーサル」が開発した「耐被毒性触媒NHP」を採用。従来に比べ触媒寿命が3~4倍、またはそれ以上に延び、酢酸エチルを含有する排ガスに対しても250~300℃の低温域で高い反応効率を実現しました。
